
もくじ
フリーランスの最大のメリットといえば、組織(会社)に属さないという事です。その名の通り、自由(フリー)にお仕事の内容・時間や場所を決められるという事になります。在宅ワーク・SOHO・テレワーカー・ノマドワーカーなどなど、呼び方も色々あります。
私もフリーランスになって7年、主に仕事をする場所は自宅になります。「自宅で仕事ができるって最高じゃん!このブタ野郎!」なんて良く言われます。確かにそうなんですけど、”最高”でもないというのが今の私の見解になります。
自宅で仕事をすると生産性が落ちると思ふ(※特に私の場合)
自宅というのは完全にプライベートな空間なので、自分の慣れ親しんだモノ・好きなモノに囲まれているわけです。とにかく誘惑が多いんです。隙あらばサボローが誘ってきます、「ファミコンやろうぜ」と。「ファミスタやろうぜ」と。
自分の好きな音楽をかけながらお仕事もできるので、気が付くとギターを担いで奥田民生とセッションしてたりするんです。
やっと集中してきたと思った頃に宅急便が来たりするんです。新聞の集金が来るんです。変な勧誘も来るんです。
雨が降ってきたら洗濯物を取り込まないといけないし、15時になったら「相棒」の再放送を見ないといけないんです。
とにかく自宅での仕事はなかなか集中できないんです。集中できないという事は仕事が進みません、生産性が落ちるんです。
※あくまでも私の場合です
本当は誰かに見ていてほしい
誰にも見られていない、やはりこの状況は良くないですね。極端に言えば全裸で仕事をしてもいいんです。誰も突っ込んでくれません、やはり寂しいです。
中学生くらいの時にマラソン大会ってありましたよね。私の中学では男子はコースを2周・女子は1周だったのですが、1周走り終えた女子は2周目を走る男子を見守るわけです。私は「まだ1周あるんかぃ…ぜぇぜぇ」と本当は疲労困憊なわけですが、見守る女子達の前を通る時だけは「全然疲れてないしー」みたいな雰囲気を醸し出しギアを一段上げて颯爽と走り去るのです。
誰かに見られていると(特に女子)、俄然やる気が出るという事です。
※あ、そういう事ね
ま、周りに人がいる(監視されてる)と仕事をやらざるを得ない状況にありますので、それも大事だなと最近感じております。ああ、だから職場も必要なんだなと。
お金に余裕があれば仕事だけをする環境があると良いですね
私には世界一美しい妻と宇宙一可愛い娘がおります。娘は3歳で隙あらば私の仕事部屋に入ってきます。「パパ、あそぼうよぉ」と。
パパ:「パパはお仕事してるからねー、また後で遊ぼうね」
娘:「おしごとしなくていいから、いっしょにあそぼうよぉ」
パパ:「パパがお仕事しないと、おやつも何も買えなくなっちゃうよ。嫌でしょ?」
娘:「うん、いやだ。じゃあ、あ・そ・ぼ」
パパ:「・・・」
よしもと新喜劇のようなこんな感じのやり取りを頻繁にしておりますw
本当は全力で娘と遊びたいんですけど、それは出来ないのです…パパつらい。という事で、最近は最寄りの図書館でお仕事をしております。ノートパソコンでの作業になるので若干作業しづらいのですが、環境としてはとても良い感じです。
本当はお金に余裕があれば近くにお仕事用の部屋を借りても良いんですけどね、余裕がねぇ。私の周りのフリーランスの方々も結局は何やかんやで自宅の外でお仕事してますね(笑)。
あ、仕事はちゃんとしてます
なんか書き進むにつれて私は全然仕事ができない人みたいな感じになっていってますよね(汗)。安心して下さい、働いてます!途切れ途切れの集中力ではありますが、納期はきちんと守ってお仕事しておりますのでご安心下さい(※必死のフォロー)。
こんな感じで作業してます。机の上には極力モノを置かない方が良いと聞いたので、なるべくすっきりさせるようにしています。周りを見渡せばギターやら漫画(三国志)とかが置いてありますけどねw
自宅でお仕事をするということ
結局、物事には一長一短があるということになりますかね。自宅でお仕事できれば「時間が自由」「通勤がない」「職場の人間関係に悩まされない」などのメリットはありますが、「集中できない」「仕事とプライベートのメリハリが曖昧になる」などのデメリットも生じてきます。
と言いつつ、フリーランスになって一番良かったのは家族との時間が増えた事です。朝早く会社に行って帰ってきたら娘は寝ている…という生活を多くの方が送っているはずですが、私は娘との時間をたくさん作る事ができています。娘が成長する貴重な時間を共有できております、これは本当に有難いことです。娘にカットインされて集中力は激減しますが(笑)、やはりパパとしては嬉しいのです。家族のためにもお仕事頑張ろう!と日々決意しております。ああ、最後に良いこと言ったぜ。
コンコンコン
ん?
娘:「パパ、あそぼ」
パパ:「御意!」
~おわり~